テディベアとぬいぐるみ

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今回はテディベアとぬいぐるみの差について書いてみました。

一般的に、ぬいぐるみの範疇の一部にテディベアが入るので、テディベアはぬいぐるみです。一般論ですが、クマのぬいぐるみで、ジョイント(5ジョイントが理想的)を使用し、モヘア等の高級生地を使用したものをテディベアと言い、テデイベアの製法で作られたクマ以外は、アニマルと呼ばれています。

 

ぬいぐるみには、100均で売っているものやクレーンゲームの景品なども含まれますが、テディベアと呼ばれるものの殆どが一定以上の品質を維持しているようです。

そのため、テディベアの方が一般的なぬいぐるみより高級というイメージがあります。

 

さて、ここからが本題ですが、ではテディベア作家と称する人とぬいぐるみ作家と称する人とを比べて、テディベア作家の方がランクが上と言えのでしょうか。

 

結論から言えば、全くそういうことはありません。

僕はテディベア教室に通っていたので、一応基本的なディベアの製法はマスターしたつもりですが、自分の作品は、テディベアに限定していません。

 

ハンドメイドのぬいぐるみがテディベアより勝っているところを書いてみます。

 

     ジョイントという制約がないため、型紙の自由度が高く、外観のバリエーションがテディベアより豊富です。あくまで一般論ですが、ぬいるぐみ作家の方が、型紙に関してはテディベア作家よりスキルが高いと思います。

 

     使用する生地が、モヘアなどの高級生地に限定されていないため、それこそあらゆる生地を使用するため、バリエーションが豊富です。

 

ただし、テディベアは伝統工芸のようなところがあり、風格と品があるものが多いのも事実です。

 

ごく一部のテディベア作家のなかに、ハンドメイドのぬいぐるみより、テディベアの方が格が上だ、という偏った考えの方がいるのは残念ですが、ぬいぐるみ作家の中には、アート性がとても高い素晴らしい作品を作る方がいます。

 

 

僕の個人的偏見も入っていますが、ジョイントや使用する生地に制限がない分、ぬいぐるみの方がよりアート性の高いものを作れると思うのですが。