見たくない作品

来年は俺達の年、よろしくな
来年は俺達の年、よろしくな

ぬいぐるみやテディベアの類いは、勿論好きで作っているので、鑑賞するのも好きですが中には、あまり見たくない(というか興味がない)ジャンルもあります。

これは極めて個人的な意見なので、特定のジャンルを否定する訳ではないことを、先に断っておきます。

 

①いわゆるシュタイフ的なテディベア、ぬいぐるみ。

デパートで、クリスマスシーズンに展示されるような作品、欧米の映画やドラマの子供部屋においてあるようなテディベアやクマのぬいぐるみは、まるで魅力を感じません。

 

テディベア教室に行くと、最初に作るようなベアです。子供の頃から、色々なところで、何度も見せられているので、頭の中で、殆どパターン化しているからかもしれません。

 

hippiecocoヒッピーココ)さん風なテディベア、ぬいぐるみ。

ヒッピーココさんご自身は、あの作風を作り上げたパイオニアですし、常に飽きさせない創意工夫もされていて、(数少ない)尊敬する作家の一人ですが、ヒッピーココさん風なテディベアがあまりに多く、SNSでも日々増殖していますので、うんざりします。

 

少し影響を受けている人も入れれば、今活躍している作家でも結構な割合でいると思いますが、とても魅力的な作風なので、知らず知らずのうちに似てくるのでしょう。

 

中には悪意が感じられるほど似ている人もいて、これには悲しくなります。

 

③ただただかわいい作品。

これが一番問題発言だと思いますが、可愛いだけの作品にも魅力を感じません。

僕から見ると、人気作家の5~6割がここに入ります(あー、書いてしまった。)。

 

可愛くみせるためのオリジナリティというものあると思いますが、深みを感じません。

そういうお前の作品はどうなのだ、と言われそうですが、ひとまず自分のことは置いておいて、際立った独創性、または、何らかのマイナス要素「暗さ、頼りなさ、奇妙さ、不気味さ、不安定さ、悲しさ等」が全く感じられない作品にはあまり魅力を感じることはありません。

 

書きたい放題に書きましたが、どうか、こんな風に考えている人もいる、というくらいに軽く受け取っておいてくださいね。