トイスケルトンを使う

これがトイスケルトンです。
これがトイスケルトンです。

今回幽玄展(8/1317)に出展するにあたり、初めてトイスケルトンを使用しました。

トイスケルトンとは、写真にあるように、プラスチック製のぬいぐるみ用間接(骨格相当)です。

 

針金でも同様のことは出来ますし、実験的に過去何度か制作しましたが、耐久性に問題があり、断念していました(かなり太い針金でも、50回程度上下に曲げると、折れます。)

 

トイスケルトンの場合、よほど乱暴に扱わないと、折れるというとはないでしょう。

ハードボードジョイントより高価ですが、メリットとしては、より自由度の高い動きが出来ます(首が上下に動く。足や手が、U字に曲がるなどなど。)

 

さらに、間接の玉を、専用の工具で、一個一個外したり加えたりできるので、頭や手足の先まで、玉を入れることが出来ます。

 

ただし制作するに当たっては、型紙上、頭手足が繋がっていないといけないため、新たに型紙を制作する必要がありますが。

以前から、挑戦しようと思っていたのですが、今回、教室メンバーの強い要望により、教室用教材として導入しました(導入しようとしてから、2年が経過していましたが。)。

個人的には、抱きベアスタイル(きおつけの姿勢)で、かつお座りも出来るところが、とても気に入りました。

 

試験的に作り始めたのが6月頃で、この頃より、教室の教材として、多くの方がトイスケルトンに挑戦しています。

 

大きさも、5サイズあり、教室用としてはSSSSSSサイズを使っていますが、幽玄展用には、SサイズとSSサイズを使用しました。

使いこなすには、経験とコツが必要ですが、ジョイントスタイルのベアと違った趣があります。

まだ試していませんが、尻尾にもトイスケルトンを使うことが可能なので、容易に直立するスタイルのぬいぐるみも制作することが可能です。