次にオーブン粘土ですが、これはfimo(フィモ)が一番です。
ドイツでは、これが最もポピュラーな粘土らしいのですが、日本では価格が高く、小中学生は使わないでしょう。グラムあたり石粉粘土の5~6倍します。デメリットは値段くらいで、オーブンで焼くと、とても堅く丈夫に仕上がりますし、細かい細工も出来ます。
焼かない限り固まりませんし、目でも、鼻でも、爪でも、小物でも、何にでも使えます。マットな質感も好きです。ただし、高温で焼きすぎると、でこぼこになるので、注意が必要。僕は90~100度で焼いています。
オーブンで焼くものとしては他にオーブン陶土もあります。これは価格も安いのですが、あまり細かい細工には向いていません。最近は使わなくなりました。
質感が最高なのは、陶土+釉薬です。
釉薬を変えるだけで質感がガラッと変わります。
鼻や目で使いますが、電気釜で焼くため、気軽には作れません。教室のメンバーの作品を釜入れする時に一緒に焼いています。
最後に油粘土。
これは型紙を作る際に、複雑な形を取るときに使います。
ダイソーの油粘土は、匂いも少なく、色も白くて清潔感があり、もっぱらこれを使っています。
他の作家さんに聞いたところ、もっと堅くなる粘土を使っている人もいるようですが、僕は適度に柔らかいダイソーの油粘土が使い安いと思っています(100均の商品は本当に玉石混交で、綿やなどは、材料として使えません。)
他には、ヌメっとした独特の質感がある粘土として、サーニットが有名ですが、これに関しては、使ったことがありません。
コメントをお書きください