大抵の作家さんは作成していると思いますが、僕も制作に関するアイデアを思いついたとき、ルーズリーフノートに、忘れないように書き込んでいます(写真のとおり。)。
時間に余裕があった頃は、アイデア帳をいつも見返して、随時具体化していったのですが、
一昨年の夏あたりから、イベントの準備に追われるようになり、年に1~2回、次のイベントが数ヶ月先の時に、簡単なものから、ちょこちょこと具体化していました(あまり人気がなくて、1回で制作を止めたもののありましたが。)。
今回のコロナ騒動のお陰(?)で、6月までのイベント(テデイベアフェステイバル、アイドール、ドールワールド)が3つも中止になり、教室もお休みにしているため、相当時間に余裕が出来たことで、(前回にも少し書きましたが)貯まりに貯まった大型のアイデアを、ひとつずつ、試しています。
やってみたらイマイチだったり、そもそも制作が不可能だったり、具体化できないものもあり、アイデアの実現には時間がかかりますが、有難いことに、今は時間がたっぷりとあります。
また、いつか時間が出来たら読もうと思っていた、制作に関する本や資料にもじっくりと目を通しています。
おそらく、今回のことがなければ、実現しなかったアイデア、または、実現しても、相当先になっていたアイデアの幾つかは、近いうちに自分の作品のラインアップに加わっていくでしょう。
そのうちの、ひとつか、ふたつでも、大勢の人に受け入れられるものが出来ればいいな、と思っています。また、新しいアイデアは、教室のメンバーに、どんどん伝えていきたいな、とも思います。
気の滅入ることも多いのですが、制作の中でも、新しいアイデアを具体化する作業が、一番面白いと思います。試したアイデアは、ルーズリースから外していきますので、次第にルーズリーフが薄くなっているのがわかります。
コロナのお陰で、あれが生まれたと、のちのち思えるような作品が一点でも作れればいいな、と思っています。
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