ぬいぐるみとミシン

JUKIのシュプールSL700EX
JUKIのシュプールSL700EX

昨年12月、今から約1ヶ月前、ついにミシンを購入しました。

以前から制作時間の短縮のためにミシンを買おうと思っていたのですが、どの機種を買っていいかわからず、延び延びになっていたのですが、ようやく重い腰をあげて、ネットや友人からの情報を集め、機種を選定しました。まず、メーカーは早い段階で、JUKIに絞りました。

 

ミシンを購入する目的は、モヘアやファー生地など、厚物を縫うためなので、工業用ミシンのトップ企業であるJUKIの職業用ミシンなら、技術的に問題がない、と考えたからです。

なにやら偉そうに書きましたが、実は今までミシンには一度も触れたことがなく、上糸、下糸の違いも知らず、なんと、ボビンがなんなのかもわからない有様でした。

JUKIの職業用ミシンには、現行でシュプール603007003機種あり、市場価格も60700では、3倍くらい違うので、費用対効果が良いのはどの機種か、ということを調べました。

 

教室のメンバーの中で、60を持っている方がいたので、厚みの違うモヘアを何種類か縫ってもらったところ、若干縫いずれが発生するものの、おおむね縫えたので、一番安い60にしようと思いつつ、実店舗を何カ所か訪ねました。

 

自分が、モヘアなどの厚物をメインとして縫うことを店員に伝えたところ、すべての店舗で、700を勧められました。700には、押さえを浮かせるフローティング機能があり、この機能のお陰で、縫いずれすることなく、かなりの厚物が縫えるとの説明でした。

この機能があるのは、700だけで、60300の主たる違いは、(初心者にやさしい)スピードコントロール機能の有無だということも教えてもらいました。

結局700が良いのはわかったのですが、問題は価格。

 

値段で妥協して、300601.5倍くらいの値段)を購入用しようとしたのですが、某店で、700をネット上の価格の4割引きにしてくれることになり、購入を決意することになりました。2週間くらい練習して、今はなんとか縫えるようになりました。また、教室では、皆さんにも型紙の仮縫いにも使ってもらっています。

 

 

今後、このブログで、針や糸の番手は何番がいいか、縫いずれをいかに防ぐか、等々自分が気づいた、あるいは、周囲から教えたもらった、厚物に特化した、ミシンのテクニック、ノウハウなどを紹介していきます。これからミシンの導入している方にお役に立てればいいな、と思います。