ランダムウォークについて

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狐に見えるかな?

このブログを読んでいる方は、夢を追いかけている方が多いと思います。ハンドメイド作家で、有名になりたい。教室を開いて、沢山生徒を集めたい、などなど。

そんな方に、ちょっと、ほっとする話をします。

先日読んだ本に、夢をあきらめないためには、ランダムウォーク理論を知っておくのがいい、と書いてありました。

ランダムウォーク理論とは、対極的なもの、例えばコインの裏表など、プラスマイナスのどちらかが出る、という場合、トータルすると、いつかは必ず55分になるとしても、1万回のうち、確率的に連続でマイナス、プラスがそれぞれ10回くらい連続して出る場合が、ちょいちょいあるそうです。

さらに、その1万回のうち、プラスかマイナスの方向に連続して突出する場合(例えば2030回)が、必ずある、実証すると必ずそうなるらしいのです。

つまり、大きな逆境、あるいは、長い逆境(コインの裏)があるとしても、いつかは必ず好機(コインの表)がくる、と実験で、実証されている、ということです。

これは、少し考えれば、当たり前のことだと思うのですが、逆境の渦中にいると、気づきにくいことではないでしょうか。

大きな逆境が来たり、あるいは、逆境が長く続き、視野狭窄に陥ると、もうダメだ、と思う可能性が高くなりますが、このランダムウォーク理論を普段意識しておくだけで、逆境の時、落ち込んだ気持ちから抜けやすくなるのではないでしょうか。

 夢に立ちはだかる、大きく、かつ長く続く壁も、誰にでも訪れる当然のこと(コインの裏側)であり、そのうちに、コインの表が連続してやってくるはず、とわかっていれば、随分楽になるように思うのですが・・・(と、次にコインの裏側が連続した時、自分に言い聞かせようと思っています。)。