包装について

今後のイベント出展について、改善していかなければいけないことは、沢山ありますが、作品をどのように包装して、購入してくれた方にお渡しするか、という問題があります。

正直に告白すると、自分自身は買ったものがどのような包装であれ、作品自体に影響はない、と思っているので、包装はエコの点から考えても、最低限で良い、という立場をとっていました。

ところが様々なイベントに出展し、周囲の出展者の包装を観察していると、どうやら自分がとっている立場は少数派らしい、と気づいてきました。

テディベア、人形、ぬいぐるみを販売している方々は、圧倒的に包装まで気を配って、自分のオリジナリティを意識している方が多いのです。

以前ブログで、女性は男性より、細部まで気配りが行き届いている、ということを書きましたが、女性の方で、特に作品が繊細な作りの方は、包装紙や、袋にもその人のセンスが行き届いており、シールまで拘っているのに驚かされます。

おそらく、その方は、お渡しするまでのすべてが、作品の一部と考えているのでしょう。

以前、男性作家で、レジ袋のようなものに、無造作にポンと作品を入れていたのにはさすがに逆の意味で驚かされましたが、自分は、無地の市販の紙袋(大きい作品は無地の手提げ袋)に入れています。シールはなし。必要な場合はセロテープです。

個人的には、買って頂いたお客様にお渡しするのに失礼のない範囲内だと考えていますが、素っ気ないのも事実です。

(男性でも、雅太郎玩具店の坂井さんは、ご自分でとても丁寧な作りの、素敵なテディベア用の箱を作っていますが、自分にはとても真似出来ない芸当に思えます。)

今は、現状を突き進むか、改良を加えていくか、(エネルギーは別のところに使いたい、という意味で)すこし選択に迷っているところです。