第25回「「TEDDY BEAR with Friends CONVENTION」が7月16日に無事終了し、遅ればせながら、そのレポートを2回に渡り、ご報告します。
今まで、何回も観客として訪れたイベントですが、出展者側から見た景色は随分違って見えました。
今回、開催の2日間を通して、感じたことを書かせていただきます。
まず、初日。開催準備の風景は、他のイベントとあまり変わりはありませんでした。前回のブログで書かせて頂いたとおり、今回、すべての作品は手持ちでしたが、無事会場まで運ぶことが出来ました(女性の方も90cm程度のハーフブースであれば、手持ちがお勧めです。)
開場に行くと、各ブースに、すでに出展者の宅配便が置かれており、この辺りは、準備がいいな、と思いました(大体自分が所定の場所まで取りに行くイベントが殆ど。)。
ブース間の後ろとの距離は物凄く狭く、人が通るのがやっとで、これはやや不快でした。1日目は、会員は、1時間早く、11時から入れるのですが、お目当ての人気作家さんに集中するので、初回出品者の自分のところに来るお客さんは、ごく僅かでした。
一般客が入場する12時から、14時までの2時間は、物凄い人の数で、今までのイベントでは経験したことのない人の波でした。これは、3月に恵比寿で開催されたテディベアフェスティバルと比べると、圧倒的に多いな、と感じました。
参加ブースの数は300弱位あったので、恵比寿の2倍くらいでしょうか?
但し、2日目は、1日目の3割くらいに減り、スカスカしていましたが、じっくりと観たい人は、2日目がいいでしょうね(但し一部の人気作家さんのブースには、殆ど作品が残っていませんが。)
さて、この2つのイベントに、客層の違いはあるでしょうか。
自分の個人的な感想では、若干の違いが見受けられました。
この二つの今回のイベントは、テディベアのコレクターと、実際自分でもテディベアを作っている人が、コアな客層だと思います。
次に多いのが、人形・ぬいぐるみ全般が好きな人。また、可愛いものが好き、という人ですが、恐らくこの層が、恵比寿の方が多いような気がします。
僕は、いわゆるテディベア作家ではなく、人形/ぬいぐるみ作家で、素材としてモヘアも使う、というスタンスを取っていますが、印象としては、僕のブースに訪れた人は、テディベアとモヘアのぬいぐるみしか観ない人が多かったように思います。
結果として、売れた点数は、恵比寿が今回の2倍でした。
周囲に聞くと、大体の作家さんは、恵比寿の方が売れない、と言っていますが、自分にとっては、恵比寿の方が相性が良いみたいです。
しかし、今回、恵比寿はフルブース(幅180cm)、国際フォーラムはハーフブース(幅90cm)だったので、もしかしたら、それが影響しているのかもしれません。
次回に続く。