作家で買うか作品で買うか

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チュンチュン

このブログをご覧いただいている方の大半は、アート作品、ハンドメイド作品が好きな方だと思いますが、皆さんは、作品を買う時、作品で買うか、作家で買うか、どちらが多いでしょうか?

僕の場合は、作家で買うことは、殆どありません。

色々なジャンルで好きな作家さんはいますし、同じ作家さんから継続して買うこともありますが、それは、たまたま作品が気に入ったから。

では、僕が、展示会に出展した場合、作品で買われているか、作家で買われているかを冷静に考えてみると、現在のところ、90%以上は、作品で買って頂いています。

それでも、少数ですが、毎回必ず来てくれて、おしゃべりをして、何か1~2点買って帰られる人がいますが、これは有難いことですし、作家として買って頂いている感じがします。

展示場会で周囲を見渡すと、殆ど100%、作家のブランドで売れている方もいます。

作家で買う方は、その作家の作品がどうしても欲しいので、開場と共に走っていきます。

初日で全作品完売する方の大半は、作家で売れている、と思われます。

さて、ここからが本題ですが、作り手として、作品で買って頂くのが嬉しいか、作家として買って頂くのが嬉しいか、という点に触れてみたいと思います。当然、どちらも嬉しいのですが、実は嬉しさが全く異なります。

誰が創ったかは関係なく、その一点を観て、ビビっと感じて、「これしかない」「これが欲しい」という思いで買って頂くか、作家のトータルの魅力に惹かれ、〇〇さんが作ったから是非とも欲しい、というのでは、全く異なるのです。

作家ブランドで買う場合、その作家自身の魅力と、作品群のトータルな世界観で買って頂いていると思います。

最後にまとめると、物凄く厚かましいことを言えば、作家抜きで、1点の作品として観ても欲しいし、トータルな作家が醸し出す世界観でも観て欲しい、という贅沢な本音でした。

ブランドが確立すると、どうしても世界観で買われていきますけどね。

 

 

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作品のバリエーション

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ウサギとネコです

同工異曲という言葉があります。

見た目は異なるけれど、内容は似たり寄ったりであること、違っているようで実は大体同じようなことをいいます。

僕がメインに制作している人形ぬいぐるみの世界で、人気のある作家でも、このタイプの人は多いと思います。

極端な場合、殆ど同じ作品を、(想定ですが)人気があるからという理由で、延々と作り続けている人もいます。

個性があるからこそ、同工異曲なるという見方もあるのですが、僕の考えでは、ちょっと違います。

大きさ、色、動物などのモチーフが違うだけで、趣向はどれも殆ど同じであっても、その作家を支持するファンが飽きていないうちは、人気は続くと思います。

しかし、テディベアやぬいぐるみの世界のファンは限定されており、毎年の新規参入者はわずかです。作家が固定しているため、ファン層が、何度も触れている間に、次第に飽きてくると思います。

もっと広い、音楽の世界でも、あるアーティストが、同じような曲(同工異曲)ばかり書いていると、その曲調が新鮮で魅力的なうちは良いのですが、時の経過とともに、やがてどこかで聞いたような曲ばかりになり、ファンは他のアーティストに目移りしていきます。

早ければ数年、長くても10年で、多くのアーティストが消えていくのは、飽きられるからではないでしょうか。桑田佳祐や松任谷由実が何故、長年にわたって支持されているか。

僕は、曲のテイスト、バリエーションが豊富で、時の経過によって、少しずつ変わっていくからだと思います。いわゆる「引き出し」が豊富で、かつ当人も変化を心掛けているから。

テディベアやぬいぐるみの世界でも、10年選手、20年選手はとても少ないのですが、(例外もありますが、)この方々の、10年前、20年前の作品は、今とは、かなりテイストが異なった作品を製作していたようです。

変化することはリスクもあるのですが、僕も、可能な限り、新しいことにチャレンジしていけるだけの、柔軟さを持ち続けていきたい、と思います。

 

2018/04/03

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あるエピソード

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へんてこグマ3兄弟

先日読んだ、脳科学に関する本に出ていたエピソード面白かったので、ご紹介します。

アメリカの美大の教授が、優れた作品を製作する生徒と、そうでない生徒を比較して、次のように語ったそうです。

「良い作品を製作する生徒は、製作中は行為に没頭し、自分の作品に対する批判や反省を一切しないが、作品が完成してから、徐々にその作品に対する反省をし始め、次の作品に活かしていく。良い作品を制作できない生徒は、製作中にあれこれ逡巡し、反省するが、作品が完成すれば、満足して自分の作品を省みることがない。」

これは、全くその通りで、自分にも思い当たる節があります。

調子がいいときは、余計なことを考えないで、作品制作に没頭できますが、あれこれ迷いがあるときは、製作中に、ああすればいいかも、こうすればいいかも、と余計なことを考えて、回り道をします。

どちらの方が良い作品になるかというと圧倒的に、製作前にしっかりと考え、製作中にはその考えたことに対して、迷わないで一直線に没頭して制作した時です。

あれこれ迷った時や、考えすぎたときは、大体中途半端なものになりますね。

だから、しっかりとイメージが出来上がってから制作するか、直感に従って、製作するか、どちらかでいかないと、袋小路に入ってしまうので、なるべくそうならないよう気をつけています。

問題は、その後、出来上がった自分の作品に対して、反省し、改善していくかどうかですが、僕の場合、イベントが続くとこれが出来なくなります。

昨年は、少しイベントに出すぎたため、今年はセーブしていたのですが、6月以降イベントが重なってしまったため、あまり反省することなく、改善点も考えないで、垂れ流し状態で製作しています。

9月からは、少し余裕ができるため、今までモヤモヤしていた点を整理し、作りっぱなしの状態にならないようにしたいな、と思っています。

 

(とはいっても、作品を完成した直後は、どうしても、我ながらよく出来た、と思ってしまう傾向にあり、自己満足に終わることが多いので、しばらく間をあけて、自分の作品を振り返るようにしていこう、と思っています。)

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特別企画です

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ご応募お持ちしてます

今回は、特別企画として、このブログ上で、写真のキツネとネコさんを販売させて頂こう、と思っています。

9中旬から、ホームページとインスタの連動でネット販売を始める予定ですが、今回はプレオープンとして販売させて頂きます。

お二人以上、御購入希望があった場合は、大変申し訳ありませんが、抽選とさせていただきます。

※この企画はインスタグラムでも、同時開催致しています(ippotaoka

 

 以下に作品のプロフィールを紹介します。両作品とも、目は陶器で焼いており、綿の中には、浄化作用のあるヒマラヤ産の「さざれ石」が入っています。

 

価格は、両作品とも、特別価格で、14,800円(送料込みですよ!)

 

ネコ  名前「シジミ」(女の子)性格は、ネコにしては、ボーとして穏やかな子です。

素材はモヘア。身長は22cm、体重は180g

★制作余話

ヒグチユウコさんのネコに触発されて制作しました。型紙では、頭は平面的に作り、フグフグ(鼻の下のふくらみ)は、石粉粘土+モヘアで後付けしています。

 

キツネ  名前「コンチ」(男の子)性格は、キツネなのに、やさしくて、おとなしい。

素材はシルク。手触りがいいです。身長は25cm、体重は240g。耳手足尻尾は部分染しています。

★制作余話

 いつもキツネはずる賢いイメージで制作しますが、この子は、かなり頭でっかちで、視線の定まらない、ちょっと穏やかな雰囲気にしました。しっぽは、かなり太いです。

 

【申し込み方法】

 ホームページのお問い合わせ欄から、メールアドレスを記載の上、ネコ希望orキツネ希望と書いて、お申し込みください。

 

【申し込み期限】

 2018811日(土)18

 

 

※ 12日中(日)までに、振込先をご連絡しますので、振り込みを確認してから、発送致します。二匹のおうちが決まらない場合は、ネットショップにお引越しします。

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インスタグラムクライシス

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小っさ

今、自分にとってインスタグラムは非常に重要な位置にあります。

インスタのフォロワーの存在や「いいね」、コメントの内容などが、作品を製作する上での、かなりのモチベーションになっていますから。

ところが、先日、インスタについての、とんでもない被害に見舞われました。

突然「インスタグラムが停止しました」というメッセージが出て、アプリが停止したのです。

この時点では、大して焦りはなく、スマホを再起動しましたが、やはり、同様のメッセージが出てアプリが停止します。何度か繰り返し再起動したのですが、やはりダメ。

そこで、一旦アプリをアンインストールし、新にアプリをインストールし、再設定したところ、無事起動し、ホッとしましたが、一旦アプリを終了して再び立ち上げら、あの忌まわしい「インスタグラムが停止しました」というメッセージが出て、アプリが繰り返し、停止するのです。

何度か、アンインストール、インストールを繰り返しても、同様の症状になります。

この時初めて、これは大変なことになった、と思いました。

というのも、相互フォローしている人が、突然アカウントを変えて、フォロワーをゼロから再スタートするのを、何度か見かけていたからです。

「以前のアカウントが使えなくなり、新たなアカウントで再出発します」というメッセージと共に、再フォローを促してくる人が、今まで、少なくとも4~5人はいましたので、ついに自分もその悲劇に見舞われたのか、と覚悟しました。

しかし、パソコンからは今までのアカウントで無事に使えるのがわかったので、「ははー、これはスマホに原因があるな」、と思いました(パソコンからは、閲覧はできるが、投稿が出来ないので、どうしてもスマホでインスタを使える状況にする必要がありましたが。)。

 ネットで色々調べたところ、何か特定のアプリをインストールすると、既存のアプリとの相性が悪く、どちらかが使えなくなることがある、と書いてあるサイトを見つけました。

ひょっとしてこれが原因かも、と思い、最近インストールしたアプリをすべてアンインストールしたのですが、やはりダメ。

ひょっとしたら最近、更新したアプリが原因かと思い調べたところ、その日に自動更新していたアプリがあったので、これをアンインストールしたところ、なんと元通り、インスタが、今までのアカウントで使えるようになりました!

 

幸いにも、そのアンインストールしたアプリはあってもなくてもいいものだったので、完全に危機を脱することが出来ました。あー良かった。

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